A
すぐにご相談ください。ご相談に来られる際には、ぜひ給与明細2年分、できればご自身の労働時間に関する資料(手帳、メモ、出張記録、パソコンのログ記録など)をお持ちください。職場に知られずに改善を求めたいという場合には、事業場を管轄する労働基準監督署に申告する方法もあります。残業代は現在の裁判実務では、2年ないし3年で請求できなくなる(時効)とされていますので、できるだけ早くのご相談をおすすめします。
Q
1年契約で雇われています。次の契約更新はしないと言われました。どうしたらいいですか?
A
それはご心配ですね。1年間の契約期間が終わるからといって、いつでも契約を打ち切ってよいことにはなりません。これまで契約を更新されて何年も雇われていませんか?契約書は毎年、遅れなく作成されていますか?1年目でまだ契約更新がされていない場合でも、雇い入れられる際に「長く働いてね」「5年は大丈夫だよ」などと言われていませんか?雇い止め自体がハラスメントと言えませんか?
そのほかにも具体的な事情によって、契約を更新させるよう、使用者に働きかけることができる場合があります。契約が打ち切られる前のご相談であれば、弁護士がご依頼を受けるだけでなく、弁護士が窓口になって関係諸機関へつないで解決をはかることができる場合もあります。
ぜひ一度、早めにご相談ください。
A
毎日顔を合わせる同僚から無視されるのはつらいですね。
職場のいじめ、ハラスメントは個人と個人の問題ではありません。職場全体の問題です。一人で悩む必要はありません。ハラスメントをすっきり解消させることは容易ではありませんが、一緒にその方法を模索していきます。
ご自身が体調を崩すなど、より深刻な事態にいたる前に、一度ご相談ください。