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その他−エッセイ平針事務所

沖縄訪問記

  6月29日から7月1日にかけて、自由法曹団愛知支部の若手による沖縄見学旅行が行われた。当事務所からは、川津、伊藤の2名が参加した。

普天間基地、嘉手納基地、辺野古の海兵隊施設、糸数のガマ(戦争遺跡)を見学後、沖縄タイムス記者、普天間爆音訴訟・嘉手納爆音訴訟の原告の方、及び弁護団のご講演をいただき、懇談の機会を持った。

普天間基地では、基地外の民家の上に常時軍用ヘリが旋回しているのを目の当たりにした。基地近くの丘から見学している私たちの至近距離までヘリが近寄り、会話も途切れるほどだった。

  嘉手納基地では、近年建設された「防音壁」と称する壁が延々と続くのを見たが、離発着する飛行機の爆音を防ぐことなどできず、それどころか地上に駐機している飛行機のエンジン音すら鳴り響くありさまだった。平和ガイドの方は、「『防音壁』といっても防音のためではなく、基地を簡単にのぞかれないようにするために過ぎません。住民のためという名目で、実際は米軍のために建設されたのです」と話されていた。

懇談会では、沖縄タイムスの磯野直記者が、2004年の沖縄国際大学ヘリ墜落事件の取材経験を生々しく語ってくださった。イラク戦争さなかの2004年8月13日、普天間基地に隣接する沖縄国際大学に全長25メートルもある軍用ヘリが墜落した。その時現場に駆け付けた磯野記者が見たものは、非常線を張り、日本の警察の立ち入りすら拒否する米軍の姿だった。それでも非常線を突破しようとする磯野さんに米兵は銃を向けてきたという。米軍の管理権が及ばない基地の外、しかも大学の自治が保障された大学敷地内にもかかわらず。「その米兵の目に迷いはありませんでした。沖縄では、フェンスの中が基地なのではありません。米軍が、『ここが基地だ』と宣言した場所が基地なのです」。

おりしも懇談会が行われた5月30日は、宮森小学校米軍機墜落事件の53周年にあたっていた。1959年6月30日、嘉手納基地を飛び立った米軍ジェット機が小学校に墜落、11名の小学生と近隣住民7名の命が奪われ、210名以上が重軽傷を負った。

  宮森小学校米軍機墜落事件、沖縄国際大米軍機墜落事件、そしておりしも本年5月29日に頻繁に墜落事故を起こしている輸送機オスプレイを普天間に配備するとの発表があった。苦い感慨に満ちた沖縄の旅だった。

弁護士 伊藤朝日太郎

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