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その他−エッセイ

NPT再検討会議・NY行動参加感想

  5月1日〜5月6日の期間で参加をしたNYでの要請行動は、自分自身にとって平和を考えることについての大きな出来事であったことは間違いありません。今まで草の根的に活動してきたものは、どうしても日本人に対してのアピールになってしまっていましたが、それが今回初めて日本を飛び出し、ニューヨーカー、そこに集まる外国人達に対して核兵器の与える影響などを訴えかけることが出来たのは全体から見れば微力ではありますが、本当にすごいことだと思います。日本は被爆国であるために殆どの日本人がおおよそその時に何があったかは学んでいると思いますが、一歩日本の外へ出てみると、例えばアメリカでは原爆投下によってWW2が終了したと教育されている現状があります。故に原爆投下は正しかった、核兵器を持つことは危険な国に対しての抑止力となるんだ、というような考えがアメリカでの一般的な認識となっているようです。当然、日本ではそのような認識ではなく、多くの人がその被害がどのようなものであったかを知っています。非核三原則に基づき、核兵器をなくすために日本をはじめとして様々な地域で反核運動が広がっています。しかし、いくら国内で活動をしたとしてもそれが核保有国へ伝わらなければ何ら意味を持ちません。

  私が核兵器についての知識を学ぶ中で、二重被爆者について学ぶことがありました。二重被爆者とは広島・長崎で2度被爆をされた人達のことをいいます。日本では約130人がいるといわれています。その中の一人、山口彊(やまぐちつとむ)さんについて少し述べようと思います。山口さんは息子を60歳で亡くしたことをきっかけに自身の体験や、原爆の恐ろしさなどを、日本だけではなく単身アメリカへ渡り国連等で講演をされました。アメリカの高校生の前で講演をしたときはそのあまりにも悲惨な体験を聞いたことで今まで教えられた事が間違っていたと涙ぐむ生徒もいました。今年の1月に入院先の病院で亡くなる前にそれまで抱えていた“意思”と“役割”をアメリカの映画監督に託し、次代へバトンタッチすることとなりました。

NY行動の前にこのことを知ることが出来たため、今回の行動ではNYの人達に核兵器の恐ろしさ、その与える影響などを正確に理解して欲しいと考え、タイムズスクエアでの要請行動も積極的に語りかけたりすることが出来ました。何となく参加するよりもこういった前知識があった状態で参加できたことがより一層自分自身のためになったと思います。愛知代表として参加された被爆者の方、また全国より参加された方達も後世へ繋ぐ語り部としてあまりにも重い使命を背負っています。この世界から全ての核兵器が無くなるまではまだ時間がかかるかもしれませんが、それまで被爆者の方達に残された時間はありません。そのためにも私たちを含めた多くの人がそのバトンを受け取り次世代に負の遺産を残さないために行動していくことが大事であると改めて強く思いました。

  林 尚弥

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