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その他−エッセイ

あなたも裁判員に呼ばれます

裁判劇に出演しました

去る5月21日に成立した裁判員制度法と刑事訴訟法改正法によって、五年後には、一般国民がプロの裁判官と共に、重要な刑事裁判の審理に直接関与し、量刑も含めて、有罪、無罪の判決にも意見を反映させることになった。

戦前に嘗ては日本にも陪審制が行われたことがあって、一応の成果を収めたことがあったが、裁判員制度という、一般国民が、刑事裁判の審理と判決に、裁判官とともに直接関与するということは、初めての経験である。いろいろ意見のあるところであるが、司法改革の目玉の一つであり、この制度を有意義なものにするための行動の一環として、裁判員制度の裁判劇が5月29日に名古屋で行なわれ、当事務所からもこの行事に積極的に参加したので、その報告を兼ねて……。


 小学校の学芸会以来

この度、ひょんなことから「クリスマスサンタ殺人事件」という裁判劇、”法廷シミュレーション―あなたも呼ばれます”に出演しました。劇をしたのは小学校の学芸会以来のことだったので緊張しましたが、とても楽しくて、いい思い出になりました。
 この企画は、「市民の裁判員制度を目指す会」と「市民のための司法改革を求める愛知の会」という2つの団体が裁判員制度法の成立、5年後の実施を受けて開催したものです。広く多くの市民の方々に対して制度の趣旨や目的を伝え、誰にでも裁判員になる可能性があるということを知らせた上で実際に体験し、理解を持って5年後に備えていただくということを目標に取り組みました。結果、休憩中のロビーでは、誰もが少々興奮気味に自分の意見を主張する場面が見られ、評決については、「証拠調べが不十分なため、有罪が合理的疑いを超えて証明されたとは言えないので無罪」という反応が圧倒的多数で、私たちの目標は非常にいい形で達成されました。

 制度理解のために

ただし、制度導入については司法の側からも市民の側からも賛否両論です。「人を裁くなんてそんな大それたこと私には出来ないわ」という市民の声や、「疑わしきは被告人の利益にと言って何でもかんでも無罪にしていたら、何のために裁判をやるのか、第一被害者保護はどうなるのか」という現役裁判官の意見も聞きました。
 でも私は、たとえ何人の真犯人を逃す結果を招いたとしても、1人でもえん罪で苦しむ人がおられる以上制度化を試みる必要はあると思います。今後は、裁判員制度を含む司法改革を意義深いものにするためには、より多くの人への制度理解を働きかけること、そして、司法に対しては裁判所が真実追究の場であることを確認することが大切だと思いました。

偶然、劇に出演したことは、何より私自身にとって大変勉強になりました。ありがとうございました。

事務局 小林民子

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