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刑事裁判の原則を放棄 ― 名張事件不当決定

名古屋高裁刑事第2部は、平成24年5月25日、名張毒ぶどう酒事件の再審開始決定(平成17年名高裁刑事第1部)を取り消し、再審を認めない不当決定をしました。

争点は、ぶどう酒に入っていた毒物がニッカリンTであったかという点でした。事件当時の成分分析では、同じ銘柄のぶどう酒に市販のニッカリンTを混入したものから検出された成分が、毒物の入った飲み残りのぶどう酒からは検出されていませんでした。弁護団は、この成分がトリエチルピロホスフェートであることを突き止め、事件で使われた毒物がニッカリンT以外の農薬である可能性を示しました。これに対し、今回の不当決定では、裁判官が、独自に推論を推論を重ね、検察官さえ主張せず、鑑定人も述べていない事項を認定し、飲み残りのぶどう酒にトリエチルピロホスフェートが含まれていたとしても事件当時の成分分析で検出することができなかったと考えることも十分に可能として再審開始を認めませんでした。同決定は、「混入された毒物がニッカリンTでないことを証明するものでもなく」とも述べ、弁護人に無罪の証明を求め、「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の原則を放棄するものでした。

  弁護団は、同年5月30日最高裁判所に特別抗告を申し立てました。最高裁は本決定を取り消し、名高裁に差し戻すのではなく、自ら再審開始決定を下すべきです。弁護団は、奥西勝さんの命があるうちに、再審を開始させ無罪判決を獲得するよう全力で取り組んでいきます。より一層のご支援をお願い致します。
弁護士 岡村晴美

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