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事件紹介

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新日鐡の賃金差別は許さない(二つの訴訟を提起)

国内最大手の鉄鋼メーカーである新日本製鐵株式會社を相手に、差別の是正を求める2つの訴訟が提起されました。  

(1)ひとつは、障害者差別に関するもの

原告の鳴海顕さんは入社後間もない40年前、作業中に機械に両手を巻き込まれる労働災害に被災し、右手の全指と左腕を上腕部から失う障害等級2級の後遺障害を負いました。しかし、鳴海さんはすぐに退職せず、定年まで職責を全うされました。例えば右手親指と人差指の間を切開手術し物を掴めるようにして、文字を書くこともできるなど、人一倍努力された結果です。鳴海さんの仕事ぶりは、健常者従業員に勝るとも劣らないものでした。

にもかかわらず、新日鉄は、鳴海さんを昇格させず、賃金を低水準に据え置いてきました。鳴海さんが身体障害者であるゆえの差別の結果としか考えられません。

(2)もうひとつは、思想差別に関するもの

原告の手塚治男さんは入社後、労働者の地位の向上と職場の民主化を目指して労働組合活動や日本共産党、民主青年同盟の活動に取り組んできました。他方、手塚さんの仕事ぶりは、例えば会社に多大な功労があった場合等に授与される発明改善表彰を多数受賞するなど、周囲からも高く評価されてきました。

にもかかわらず、新日鉄は、手塚さんを昇格させず、賃金を低水準に据え置いてきました。手塚さんが労組活動に積極的に取り組み、公然と民青活動に加わり、日本共産党を支持してきたこと、すなわち、手塚さんの思想信条ゆえの差別の結果としか考えられません。

(3)新日鉄に今なお残る差別

このため、定年退職を機に、正当に評価され昇格していたならば得られたであろう賃金との差額等の支払を求め、鳴海さんは'10年6月、手塚さんは8月、それぞれ提訴に踏み切りました。

会社が従業員を正当に評価しなければならないのは当然であり、不合理な差別をすることなど許されるはずはありません。両訴訟は、単なる損害賠償請求裁判ではなく、新日鉄に今なお残る差別を糾弾し是正させるための裁判です。

みなさんのご支援をお願いいたします。

(担当は濱嶌・竹内)

弁護士 濱嶌 将周

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